あの町 この道

michinobe8.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:私の撮った1950年( 2 )

ガード下の靴磨き

中学生になって〈1953年頃〉私は写真部に入りました。
池袋の街に出て写真を撮るということがあったのでしょうか。
記憶はないのですが、その写真だけが残っています。
池袋駅の西口から東口に抜けるガードが今でも存在しています。
そのガードの西口側の入り口は靴磨きの人たちがずらりと並んで商売をしていました。
ガードの下では傷痍軍人が負傷した姿でアコーディオンを鳴らし、唄を歌っていました。
特に「異国の丘」という唄が耳に残っています。
靴磨きをやっている人は今写真を見ると女性〈おばさん〉が多いですね。
最近この写真を見るまで私は子供が磨いていたような思い込みがありました。
これも、唄のせいかもしれません。
宮城まり子の「ガード下の靴磨き」という唄が流れていたことがありましたから。
e0323465_22541346.jpg

2009年:靴磨きの人達が働いていた同じ場所
e0323465_2258773.jpg

児童労働の禁止はいつ頃からだったでしょう。
私が高校の修学旅行に行ったときに京都の鴨川沿いで<新聞売りをしている子供>の写真を撮っています。
1958年:新聞売りの少年
e0323465_2315864.jpg

[PR]
by michinobe8 | 2013-05-12 23:03 | 私の撮った1950年 | Comments(2)

働き着・時代様々

私が小学5,6年のころかと思いますが〈1950年代)家にあるリコーフレックスという二眼レフのカメラで遊び半分に写真を撮ったことがありました。
その中の一枚がモノクロのおばあちゃんの写真です。

私の祖母はすでに他界していましたが、叔父の家で働いていた人が、やさしくて大好きでした。
雑巾がけをしているおばあちゃんに「写真を撮りま~す」とカメラを構えましたら、居住まいを正してニッコリしました。
今この写真を見て改めて驚くのは<働く人のファッション>として完璧ですね。
髪に姉さん被りの手拭いではなくタオルのようですが・・着物にもんぺ・・割烹着の上に前掛けをしています。
今現在の自分の姿を考えますと反省する余地が沢山ありますね〈笑〉

先日孫の絵本を何気なく見ました。
<こどものとも>の絵本;《くわずにょうぼう》稲田和子・再話 赤羽末吉・画  です。
めしはくわないのによくはたらく女房が実は鬼婆だったという怖い話なのですけれど、
赤羽末吉さんの画く、若いくわずにょうぼうの姿は非常に魅力的です。
着物も素晴らしい働き着です。
かつての働く女性のファッションはその時の苦労と共に力強さも感じてきます。
e0323465_11583245.jpg

1960年代 新宿にて
e0323465_121536.jpg

1990年代 出雲崎にて
e0323465_1234222.jpg

[PR]
by michinobe8 | 2013-04-19 14:30 | 私の撮った1950年 | Comments(0)